2021年11月25日

私の赤とんぼ荘利活用提案(1)

国民宿舎赤とんぼ荘利活用事業企画提案書

(1)事業の目的、提案理由

公共性及び福祉、地域活性に特化したインクルーシブな施設「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念」の構築を目指し、以下の内容にて事業内容を提案する。よって、その公共性や福祉行政への貢献の期待性を鑑みて、補修修繕は原状回復を目的として、さらに実施内容から恒久的なサービス運用が必要なものを含むため、貸付期間の上限について時機を見て協議・検討を希望する。

内容については、龍野公園及び周辺地域の整備を期待する内容を含み、童謡のまちとして愛着やほこりを感じられるまちとして、次世代の世帯が住環境を選択するうえでその選択肢に入るような街づくりの一翼を担うものとして起案する。現在、たつの市では人口の減少が進み、国立社会保障・人口問題研究所の試算では2015年には約7.7万人だった人口が今後2045年までには約5.3万人となる見込みとなっている。

また、高齢者や障害者の生活をより豊かに彩りあるものとするための事業運営を担い、老若男女の多くの者が利用できる施設に利活用することにより、社会参加活動や自立に向けて、生き生きとした生活を送ることができる支援体制を充実・強化する。

 周辺地域においては、雇用を創出とともに地場産業企業及び地元生産者、地 

域団体や社会福祉団体と協力・連携を行っていく。

2 施設の活用手法について

(1)利用計画

【継続事業】5階喫茶及び美術品・工芸品等のギャラリー

【早期着手事業】

・利活用のベースとして、現在も営業を行っている喫茶とギャラリーの運営      

を継続しつつ、3年以内に各フロアの利活用事業を順次実施する。

現在、龍野図書館において、毎年期間限定で公開されているミケランジェ

ロ・ラ・ドッタ・マーノの「貴重本」の常時公開を行い来場者と喫茶コーナ  

ーなどとの相乗効果を図る。

・旧の宿舎施設受付所は利活用案内所とする。

・4Fロビーのフリースペースとしての活用

・ストリートピアノを設置し、地域の憩いの場として開放。また季節ごとに

催しを開催し地域活性を図る。設置予定のピアノは寄贈を広く募集する。

・授産品及び地場産品の販売

・協賛企業との連携。地域雇用及び障碍者雇用の創出。収益の一部を運営費とし 

て充当する。

・まずは福祉作業所等の協力を得て段階的に開始する。利用客の動線を考えると  

Fまたは5Fでの展開とする。

・6F、7Fを多目的貸し部屋として有料で貸し出す。休憩や娯楽使用または学習

 スペースとしての使用

・近年、頻繁に起こっている自然災害などの一時避難所や現在、両親がコロナウイルス感染症に罹患した場合、親近者がいない子供の一時受け入れ所として活用をする。(3F、6F、7F、8F

【3年後をめどに行う事業】(3F、6F、7F、8F

  ・現在、年間約30,000人の利用者(平成29年度)がある龍野図書館であるが、

耐震対策が不十分なことや駐車スペースも乗用車3台ほどのスペースがないことや年間維持管理費を考慮すれば、「たつの市子ども読書活動推進計画」に基づきにより赤とんぼ荘を利活用することにより利用同士の交流の場やこどもの遊ぶ場の機能をもたせることでコミュニケーションを実現できる充実した環境づくりを行う。

・龍野図書館の年間約3000万円の維持管理費を利活用することで、行財政改

革の一環として取り組む。(移管後は公売などを検討する)

また、現在、本竜野駅周辺に図書館の新設の構想が持ち上がっているが、川東

地区の児童生徒などの人口増加により必要であるとも考えられるが、川西地区 

の定住促進という意味合いも含め従来からある川西地区にも必要であると考

える。 

・福祉作業所(就労継続支援B型)を設けることにより生きがいづくりなど、自

分らしく生活できる地域づくりを行う。

・授産品の生産及び建物、敷地内の清掃など。4Fが望ましい。

・相談・支援事業所

・現在、たつの市に於いて不足はしていないが、播磨・西播磨地域で慢性的な不

足にあるこども園の分園誘致も視野に入れる。 

中央児童館や子育てつどい広場をなどの運営を移管し親子の交流の場づくり

の推進および子育て支援の充実と子育て不安の軽減に取り組む。

・若年層の世帯においては、生活の基盤を構成するために必要不可欠。

・まずは先行投資としてこども等やファミリーサポートセンター等を運営し、子 

供の送迎や預かりを行い、地域で家庭を支援し、子育て家庭の負担軽減に努め、

地域に若年層が生活しやすい環境を整備する。

・大浴場の活用

・高齢者施設との連携。

・のちに日中短期入所としての入浴支援サービスも実施。

・旧の宿舎施設受付事務所は利活用案内所とする。

(2)改修計画

  ・利活用当初は改修を行わないことを前提に事業を行い、改修が必要となれば、利活用事業に賛同する有志によるボランティアで改修を行うこととするが、事業を行う上で必要不可欠とする改修については公共的な事業であることから市とその都度協議をしながら改修を行う。

  ・耐震基準未達旧館の1F、2F、3F(一部)については利活用事業の進捗状況を考慮しながら解体を行い、市内を一望できるような駐車場を整備する。

(3)法規制への対応

  ・喫茶コーナーについては管理者の変更と保健所への届け出で可能。

・基本的に公園施設の部類及び公園施設(占用)福祉施設(通所)に属するもの

とされ、公園施設に関しては早期に開始が可能であると考える。また、後者に

ついては1年半から約3年の期間を有することとなる。

3 地元・地域への貢献・連携について

(1)本市、地域住民との交流、連携について

・地域創生の一環としての事業でもあり、インクルーシブな施設を構築すること

により、地域住民、高齢者、障害者が安心して暮らせる福祉の充実したインク 

ルーシブなまちづくりを進める。

(2)地域資源、地場産業の活用について

・宿舎としての機能を閉鎖する以前から、地場産品などの販売は行われており、 

現在も少なからずではあるが販売されていることを考えれば、仕入れ、販売可 

能であると考える。

・協賛企業との連携。地域雇用及び障碍者雇用の創出。収益の一部を運営費とし

 て充当する。

また、以前の地場産品だけではなく、市内全域の特産物の販売などを施設内外 

に販売ブースを設けることで全国に誇れる特産品を産む地場産業・特産物のP 

Rを行うとともに地産地消を推進する。

4  雇用創出・雇用計画について

(1)当該施設の従業員数(予定)

当面は喫茶コーナーに従事する2名とボランティア有志数名であるが、3年後には約18人を予定している。

(2)上記(1)のうち、新規雇用予定数

18人

(3)上記(2)のうち、市内雇用予定数

13人

【指定申請に係るスケジュールの目安】

就労継続支援B型事業所

・必要書類は指定希望日の1か月半前までに所管の健康福祉事務所に提出

・雇用 サービス管理責任者1

    職業指導員 常勤換算1以上

    生活支援員 常勤換算1以上

    ※人数にすると5〜6名

・法的根拠 障害者総合支援法


日中短期入所

・スケジュールは上記に同じ

※上記の就労継続支援B型に付随するため、単独での指定は不可

・雇用 管理者1※兼務可

    支援員 必要数

    ※3〜4名

・法的根拠 障害者総合支援法


初めて指定を受けた後にのみ業務管理体制整備にかかる届け出が必要

・法令順守責任者の選定


相談支援事業所

・スケジュールは上記に同じ

・雇用 相談支援専門員1以上

    事務員 必要数

    管理者1

    ※事業開始にあたっては2〜3名

・法的根拠 障害者総合支援法、児童福祉法


※指定申請には人員配置基準を満たす必要性があるため、サビ管と相談支援専門員の確保が必要。

5 周辺環境との調和について

 ・無料シャトルバスの運行や現在運行しているコミュニティ車両の活用。

龍野公園より施設までは坂道となっており、公園から施設までの循環を行うこと  

で利用しやすくする。また、車いす使用者や高齢者には合理的配慮の観点からも 

実施すべきと考える。

6 事業期間について

  実施要領にあるように当初は5年と考えるが、市と連携できれば5年の延長も十 

分考えられる。

7 資金計画について

(1)資金計画

  たつの市のシンボル的な建造物を存続させるということが原点であるので、基本

的に有志によるボランティア活動として維持管理をしていくい。


8 組織体制、人員配置について

  当面は、喫茶コーナーの人員と地元ボランティア有志での体制で運営を行い、3 

年後までには官民一体での人員配置とする。

9 類似する事業の実績

  ・福祉作業所(就労継続支援B型)

  ・飲食店

  ・防災・防犯活動事業

10 仕様書以外の有益な提案について

【行財政改革の一環として】

・行財政改革の一環として、現在、市が行っている行政サービスを国民宿舎赤とんぼ荘利活用として行うことにより、運営管理費削減等の効果が相当見込まれることもあり、赤とんぼ荘の存続を願う多くの市民の理解が得られるものと考えられる。

・小規模な修繕は地元有志ボランティアで行うことで貸付期間の5年間では大規模

な修繕は必要ないと考える。

・国民宿舎経営改善専門委員会からは平成31年度決算期において、営業資金収支、

いわゆるキャッシュフローが赤字の場合は閉鎖もやむなしと、個別外部監査人か 

らは、経営状況の改善が見込めない場合は、指定管理者制度を断念し、施設の譲 

渡または廃止の議論を行うとのこととされていることを鑑みれば、一部上場企業 

であるから安心して運営を任せられるという理由で選出された指定管理者でさ

え撤退した赤とんぼ荘を宿泊施設として健全に運営していくことは非常に困難

なことであると考える。

また、平成30年12月13日の市議会で「赤とんぼ荘について、宿泊機能をな

くし、宴会等の食事所としてリニューアルした場合における採算性についてどの

ように考えるかなどについて・・・今後の方向性を決定してまいりたいと考えて

おります」と市当局の答弁がなされています。

しかし、令和2年12月17日の市議の一般質問に対して市当局は「現行の宿泊

規模を確保すべく大規模改修をした場合、その内容により大きく変動しますが、

市の積算で約12億円を見込んでいます。なお、株式会社共立メンテナンス株式

会社が指定管理者として必要な個所のみリノベーションした場合における費用

について、平成30年時点でご提案いただいた額は、民間ベースの積算において

約8億円でございました」との答弁であり、賃貸契約期間が仮に5年がさらに1

0年に延長されたとしても投資費用回収が困難であると思われる。

更に、前指定管理者はこのような事情を考慮したうえで、指定管理や無償譲渡断

念したことにより「今後における共立メンテナンス株式会社としての経営戦略し

て・・・赤とんぼ荘が休荘ということから、これまで赤とんぼ荘にお泊りしてい

ただいていた方への営業活動はもとより、志んぐ荘から龍野地区への送迎やたつ

ふるさとガイドとの連携など、観光客を集客するためにも様々な方策を考えてい

たいとの意気込みを聞かせていただいたところでございます」との答弁がなされ

いる。

以上のことを鑑みれば、市が丸投げをするのではなく、官民一体となり知恵と努

力により、このまちのシンボルとしての赤とんぼ荘の利活用を十分に議論しなが

    ら存続させることを多くの市民が望んでいるものと考える。

posted by たつの市の未来を考える会 at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 未来を考える会の想い
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