2019年10月01日

存続のためにも

 先日もお知らせさせていただきましたが、来年3月末で指定管理者制度期限が満期を迎える国民宿舎「赤とんぼ荘」「志んぐ荘」の指定管理者の募集が来月10月9日で締め切られます。
おそらく、現在の指定管理者が選定されると想像はしますが、指定管理者制度を採り入れてからといって、それほどサービス的にも収益的にも改善されたようには思いません。
私は、元西田たつの市長時代に国民宿舎抜本改革委員会の公募委員として数年に亘り、他の委員の方々と協議や検討を重ねてきましたが、委員会での提案は見送られてしまい、前栗原市政で御津町の「新舞子荘」を民間に売却をし、残りの国民宿舎2荘を指定管理者制度を採り入れ、ホテル経営などを得意とする大手企業が経営改善に取り組んでいますが、4年間の指定管理のうち現在収支が確定している直近では年間約4,500万円もの指定管理料を支払ってでも3年間で8,152万円の赤字が出ていますし、このままでは指定管理の終わる来年3月末日の4年間で約1億円もの損失が予想されます。
 そもそも、市は、国民宿舎2荘が現在の管理者を選定した経緯には、一部上場企業であり経営基盤もしっかりしておりホテル事業などを全国展開をしておりノウハウが豊富であるという理由であるとしていましたが、実情は市民をはじめ多くの利用者からは、食事をはじめサービスの向上があまり見受けられないとの声があがっています。
また、2荘とも施設や設備の老朽化が著しく進んでいますが抜本的な改修工事などができていないため利用者増に繋がらない要因にもなっているのかもしれません。
 聞くところによりますと、国民宿舎の問題も行財政改革委員会で取り扱われるとのことですが、委員の方々は委員会が開催されずとも、市に対して改善策などを提言していただけることを期待します。
市民の方からは、食事をしなくても入浴料のみでお風呂に入れるようにするとかしてでも市内外の利用者を少しでも増やすべきではないかなどの提案もありますが、現在の浴槽の規模からすれば少し困難かもしれません。が、改革や改善に伴うトラブルや苦情に恐れず、試験的に思い切ってやってみるのもひとつではないでしょうか。
このまちのシンボル的な役割を担っている2荘ですが、できることなら存続を願っていますが、このままでは誰が指定管理者になっても同じことではないかと思ってしまいますし、大手ホテル企業が指定管理者になり運営をしても収益が改善されないからとして廃荘にされることなどを危惧します。
それから、おそらくこのままでゆくと国民宿舎2荘の指定管理者制度が終わる来年3月末日には指定管理料を含め4年間で約8億超の人件費が費やされることになります。
年間にすれば、約2億円もの人件費が充てられているのでしたら、市役所など行政職を定年を迎えた方々が、現在のように年金受給まで市などの外郭団体に嘱託員などの職に就くのではなく、「公僕」としてこのまちで働いた恩返しという意味も含めて国民宿舎2荘で数年間働くというのも如何なものでしょう。そうすれば、毎年のことなので人手不足などの人員的な問題も解消されるのでは・・・
具体的に数字だけで見れば、市など行政職を退職して高額な退職金を手にした後、2荘で年間約2億円の人件費とすれば、仮に、一人月額20万円の給料を支払った場合、各荘とも休暇やシフトのこともありますが、大雑把にいえば日に約40人もの人員が確保されることになります。あくまでも料理人などの職人さんの人件費もひっくるめての単純計算ではありますが、決して非現実的では無いのではと思います。
そうすれば、元事務系・現場系、警察官、消防士等々専門的知識も多くて一石二鳥では。ついでに元市議さんなんかも働いてくだされば全国的にも注目されて利用者増、収益改善に繋がるのではと素人ながらに思っています。そういえば、売却前の新舞子荘ではエレベーター付近に警察官OBを市が雇っていたことを思い出しました。
 最後に、指定管理者公募の締め切りまでまだ少し日がありますので色々な改善策やアイデアを市に提言してみるのもいいかもしれません。
市も指定管理者制度を採用しても改善されない現実を真剣に受け止めているのならば、市内外のみなさまの貴重なご意見や提案が、現実的かつ有効と判断すればきっと、指定管理者選考の要素のひとつにしてもらえるかも。
posted by たつの市の未来を考える会 at 13:15| Comment(0) | 未来を考える会の想い
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