【神戸新聞NEXTより】
26日午後1時45分ごろ、兵庫県太子町の民家で男女2人が死亡しているのを、安否確認に訪れた兵庫県警たつの署員が発見した。男性は40歳くらいで、首をつった状態だった。女性は70代後半くらいで頭に殴られたような痕があり、首にひものような物が巻き付いていた。この家に住む親子とみられ、同署は無理心中の可能性もあるとみて調べる。
同署によると、男性の勤務先の関係者から「連絡が取れない」と通報があったという。民家裏手にある勝手口は施錠されていなかった。
男性は勝手口近くで見つかり、女性は居間にうつぶせで倒れていた。遺書は見つかっていないという。この民家は会社員の男性と母親の2人暮らしだった。
同じたつの署管内での出来事ですが、同署は無理心中の可能性もあると調べているとのことですが、事件性も否定せずに捜査にあたっていただきたいものです。
同署が推測するように男性が自分や母親の現状や将来を悲観して無理心中を図ったのかもしれませんが、万が一、普段から民生委員を含め行政・警察などに相談をしていたとするなら、ただ単に形式的に相談や苦情を受けるのではなく当事者の身になり対応をしていたらこのような悲劇は起こっていないかもしれません。
あくまでも仮定話ですが、このまちも同様に行政や警察などの相談窓口がありますので、二度とこのような犠牲者が出ないように「安全・安心」を常に念頭に置きながら真剣に住民の声に耳を傾けてあげてください。それが公人というものですから。
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