高校生が、会社のように、陶芸・レザー・印刷の3つの部署があり、役割を決めて働いている。会社組織同様、社長や各部の部長、経理といった役割を決めて運営している。」とされています。
この事業には、約3500万円もの税金が充てられていますが、現在では平日火曜日の4時間だけしかお店が空いていない状況だそうです。
ところで、このお店、龍北工房の土地建物は数年前に競売により格安で落札されました。
実は、私もこの物件が競売にかけられた時点で、このような古い建物を落札したとしても改修工事に相当な費用が掛かるのではないかと思っていましたところ、案の定、金額は覚えていませんが相当格安で落札された記憶があります。
そのようこともあり、この物件に少なからず関心を持っていたところ、現在の「龍北工房」が誕生したのであります。
この物件を落札した方といえば、元市議のご子息で一級建築士の方とお聞きしていますし、現在、この下川原地区の多くの古民家などの改修に携わっておられるとのことです。
ところで、何故このような閉店状態に至ったかといいますと、今年行われました県会議員の補欠選挙時に龍北工房の責任者でもあったヒガシマル醤油の元重役浅井氏が、県議に立候補の意を決めた直後からのことでした。
龍北工房が、高校生を利用してお金儲けをしているとのことが行政に入ったことで、責任者であった浅井氏が精神的に病み、県議選の立候補を断念すると同時に、龍北工房から身を引いた事によりこの事業が立ち行かなくなったことが一番の原因であります。
浅井氏が県議に立候補を決意したころから、当会ブログのコメントにも浅井氏を中傷するようなコメントが寄せられていましたので、そのコメントの主は誰の関係者であるかは容易に解りましたし、今後、その主の素顔も明らかになることでしょう。
また「お前が言うな!」と言われると思いますが、そのような輩には負けては欲しくなかったのが正直言って、私の気持ちでした。
私は、ヒガシマル醤油の社風や体質は好きになれませんが、この度の浅井氏には少なからず変革というものを期待をしていました。
話が反れてしまいましたが、この龍北工房には市当局も頭を悩ましているようですが、今のところ何の解決を見出すことが出来ないようです。
二束三文で競売により土地建物を手に入れたうえに、約3500万円もの税金を投入して改修工事を行って貰いながら10年後には所有者がこの物件を自由にできるというのですから・・・
栗原前市長の施策のひとつでもあった、このような市民の税金で賄われた助成金事業の実情を監視すべき市議会議員が知っておきながら放置していること自体、このまちの旧態依然の事なかれの典型的な悪いところではないでしょうか?
龍野町川西地区の「団扇でワッショイ!」の龍野新大橋西詰交差点で選挙前にお辞儀をしているだけで当選した原田研一市議が推し進める町並み保存も良いですが、市民の税金を目当てにするだけの事業や補助や助成は絶対に排除して頂きたいものです。